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カーニバルの思い出①(回顧記録)

"カーニバル"の発音

サンパウロのカーニバルは、コロナウイルスの影響で2月から4月に延期されましたね。

"カーニバル" はポルトガル語で "carnaval"(発音:カルナバウ)。
カーニバルについて、私が夫に日本語ポル語ミックスで話していたときの話。
(夫は日本語がまだほとんど話せません。)

私 「Não tem カーニバル nesse mês ne.」(今月はカーニバルないんだね。)
夫 「んふっ?」
私 「だから、カーニバル。」
夫 「Carnaval é カーニバル em japonês?」(Carnavalは日本語でカーニバルって言うの?」
私 「そうだよ。」
夫 「"カーニバル" parece que "canibal"」(「カーニバル」って「canibal」みたい。)

"Canibal" とは"人食い"の意味らしいです。知らなかった…。気をつけよう。

 

ソルテイラ(solteira=独身)だった若き2016年と2017年のカーニバルの思い出をしんみり振り返ってみたいと思います。(5年以上経ってしまったので覚えている限り…。)

 

サンパウロのチームに参加

カーニバル本番まで

カーニバルでは、スタジアムでescola(エスコーラ)と呼ばれるチームがチームの山車と共に登場し音楽やダンスを披露し、得点を競います。
友達の知り合いの方に紹介してもらい、私たちはGaviões da fielというチームに参加。
サッカーのチーム、コリンチャンスによるサンバのチームとのことです。

前日までに、チームの練習場に行って、衣装のサイズを決めました。

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サンバやカーニバルと言えば、背中に羽をつけたお姉さんがサンバのステップを踏んでいるのをイメージしますが、私たちのように一般から参加したメンバーは、イメージのサンバの衣装ではなく仮装みたいな格好。
一つのチームにも様々な参加型の衣装があるようですが、私たちはこれでした。

 

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音源をもらい、当日までにダンスのステップを覚え、ステップを踏みながら歌う歌詞も覚えてくるように言われました。ステップは難しくなかったです。
当時はポルトガル語がまだまだ拙かったので、意味が理解できない歌詞を覚えるのは大変でした…。当時、iPodに入れてよく聞いたっけ。

 

カーニバル当日

衣装かついでバスとメトロへ

友達の一人が住んでいるサンパウロ市のマンションに集合し、そこからバスとメトロを乗り継ぎ、Anhembiという会場へ。これが大変でした!

マンションから大きい衣装一式を持って行かなかればならず、4人がそれぞれ、でっかい心臓と天使の羽を持ってバスとメトロ。目立たないはずがない。

 

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場所とってますよー。

 

出番まで

会場に着いてからは、チームの待機場所で喋ったり写真撮ったりして待っていました。
他のチームのいろんな衣装やリハーサルしている様子も見れました!

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その後、待機場所から移動して、スタジアムに入る体勢に並んで待ちました。
チームの指導係のお姉さんから、ステップの確認など熱烈な指導が。
私らのステップがチームの採点に影響するのかー!と思うと、ここへ来て初めて焦りが…。

スタジアムに入場

スタジアムに入ってからは、ひたすらステップを踏んで歌い続けました。
1〜2時間はこれを繰り返していたと思います。
とにかくスタジアムのライトが眩しくて、観客席には人がたくさんいて、うわぁ私本当にカーニバルに参加してるー!!!と感じました。

私たちの出番は深夜0時以降で、スタジアムに入ってステップを踏み始めた頃は外が真っ暗だったのに、出番が終わりスタジアムを出た頃には明るくなっていました。

 

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チームの指導係のお姉さんと!
この衣装のサンダルを、私たちは便所スリッパと呼んでおりました。

 

まとめ

ブラジルのカーニバルは世界的に有名ですが、そのカーニバルにチームの一員として参加できたことは感激でした。とてもいい経験になりました!

ちなみに私はコリンチャンスのファンではありません。どのチームのファンでもないです…。サッカーにはあまり興味がないので…。