※2021年2月にサンパウロ州・某町で入籍した私たちのケースです。
あくまでもご参考に!
日本人×ブラジル人の結婚の必要書類(ブラジルで結婚)
日本出国前に、本やネットで調べた結果、ブラジル人×日本人カップルがブラジルで結婚するために必要な書類はこちらです。順番に説明していきます。
- 結婚する当事者の身分証明書(ブラジル人・日本人)
- 認証済の婚姻要件具備証明書(日本人)
- 戸籍謄本(日本人) ※外務省の認証および翻訳付
- 出生証明書(ブラジル人)
結婚する当事者の身分証明書(ブラジル人・日本人)
ブラジル人 → RG(身分証明書)、CPF(納税者番号)
日本人 → パスポート
(私は以前住んでいたときのCPFがあったので提出)
認証済の婚姻用件具備証明書(日本人)
これは、私は日本でちゃんと独身です!と証明するためのものです。
法務局で作ってもらえます。私は電話で問い合わせてから行きました。
法務局に到着してから30分も待たずに受け取れました!
戸籍謄本(日本人)
私は2部日本から持って行きました。
出生証明書(ブラジル人)
ポルトガル語で "Certidão de Nascimento" です。
この紙一枚のために、かなり役所で並日ました。そして結構な値段でした…。
外務省の認証(アポスティーユ )と翻訳
アポスティーユ 認証(外務省)
婚姻具備用件証明書と戸籍謄本は、外務省の認証(アポスティーユ)を申請しました。
コロナ渦のため、郵送で申請。
アポスティーユとは。↓
証明(公印確認・アポスティーユ)・在外公館における証明|外務省
翻訳
翻訳はブラジルに着いてから、公証翻訳人(tradutor juramentado)に申請。
外務省ホームページより。↓
公証翻訳とは、公的認定試験に合格し、居住地の商業登記所に正式に登録された、公証翻訳人または宣誓翻訳人として知られる有資格専門家によって翻訳されたものです。 ブラジル法では、外国文書がブラジルでその効力を発するためには、国が認定した公証翻訳人によってポルトガル語に翻訳されなければならないと定められています。
日本語の公証翻訳人のリストです。↓
同じくブラジル人男性と結婚した友人が、旦那さんの書類でお世話になった翻訳者さんに連絡するも連絡がつかなかった。ということが起こったので、余裕をもって連絡するのがいいかと思われます。
私たちは別の知人が利用した仲介業者を教えてもらって、そちらにお願いすることにしました。
仲介業者とのトラブル
仲介業者にお願いするとなると、
1. 翻訳を依頼したい書類を仲介業者に送る →
2. 仲介業者が翻訳者さんに送る →
3. 翻訳者さんが翻訳完了後、仲介業者に送る →
4. 仲介業者から完成した翻訳が送られてくる
と、ステップが多くなります。
知人が依頼したときは、とても対応がよく速かったとのことで安心して依頼しました。
翻訳は1週間程度で仕上がるとのことでしたが、余裕をもって1ヶ月前に郵送。
しかし、いつまで経ってもこの仲介業者から翻訳された書類が届かず、連絡もつかず、入籍日に間に合わないという事態になりました。
私たちが住む町の役場(cartório)では、なんと私の書類はパスポート(とCPF)だけで入籍できてしまった(え?)ので問題はなかったのですが、個人情報が記載された書類がしばらく手元に返ってこなかったので気持ち悪いし、不安でした。
その後も何度もしつこくこの仲介業者に電話したりメッセージを送ったり、また翻訳者さんにも連絡をとって、やっとのことで書類は返ってきましたが、こんな経験もうごめんです。
翻訳者さんを探したり、直接連絡を取るのがちょっと面倒、どの翻訳者さんに依頼すればいいかわからない、という場合は仲介業者を利用するのもありかなと思いますが、トラブルを経験した私としてはもう利用したくないなと思います。