バイーア州サルバドールのカーニバルへ
サンパウロのカーニバルに参加した翌年の2017年は、バイーア州・サルバドールのカーニバルへ!
バイーア州はブラジルの北東部(Nordeste)に位置しており、サンパウロのグアルーリョス空港から飛行機で仲間たちと行きました。
カーニバルの思い出①の記事はこちら
サルバドールと言えば、ボンフィン(Igreja Nosso Senhor do Bonfim)教会が有名です。
このフィタ(fita)と呼ばれるミサンガはお土産にぴったり!
ペロウリーニョ広場(Praça de Pelourinho)は、マイケル・ジャクソンがMVを撮影したことでも有名。
私たちは2日間、ここでカーニバルに参加しました。
1日目はブロッコ(bloco)、2日目はカマロッチ(camarote)で参加。
ブロッコ(bloco)
ブロッコと呼ばれるカーニバルの団体がいくつもあります。
サルバドールのカーニバルでは、それぞれのブロッコのトラックとメンバーたちがメインストリートを通ります。
これに参加するには、ホームページから申し込みをし(もちろん有料)、現地でそのブロッコのシャツを受け取り、着て参加します。
私たちはオルドゥン(Olodum)という団体に参加。
お金を払ってブロッコに参加するメリット
団体のシャツは、事前に肩の部分などアレンジしてもらいかわいくなりました。
私服じゃなく、団体シャツを着ることでカーニバルに参加している感アップ!
お金を払ってブロッコに参加するメリットだったのは、人混みを避けられること!
各ブロッコのトラックの後ろにその団体の参加者がついてストリートを歩くのですが、参加者なら指定されているエリア(トラックから縄が引かれている)にいることができます。
みんなお揃いのシャツなので、誰が同じ団体なのかよくわかります。
ストリートの真ん中をブロッコのトラックのその団体の参加者たちが歩き、両脇は無料で参加している人たちが歩きます。
もちろん無料で参加している人の方が圧倒的に多いので、ストリートがどんなことになるかと言うと、
えらいこっちゃ。これをピポカ(pipoca)と呼ぶらしいです。
pipocaとは、ポップコーンのこと。人がポップコーンのようだ!
Pipocaでお金を盗まれてしまう
人がたくさんで安全面は注意しないといけないので、バッグは持って行かず、お金やケータイはポケットとか靴の中とかブラの中に忍ばせていたんですが…やられてしまいました。
それぞれのブロッコがストリートの端っこからスタートする時間が決まっていたのですが、私たちはスタートに出遅れてしまいました。
そのため、ピポカを通り抜けて、参加した団体のブロッコに追いつかなければなりませんでした。ここで起こりました。
ストリートには、日本の夏祭りのような出店のような感じでビールなど飲み物を売っている人がいます。
ピポカの中を歩いているときに飲み物を買ったのですが、私はズボンのポケットからお金を取り出して払って、おつりをまたポケットにしまったのですが、このとき私が持っていたお札が50レアルだったか、割と大きい額のお札でした。犯人は私がこのお札をポケットにしまうのを見ていたのでしょう。
今なんかポケットに違和感あった!盗られた?!と気づいたときには既に遅し。人だらけなので誰に盗られたかわかるわけない。
あああ〜〜〜盗られた!!けど!どうしようもない!!カーニバル楽しむしかないやろ!!と開き直ったのでした。
幸いなことに、ブラジルで盗難にあったのはこれ1回だけです。
トイレ問題
ブロッコ参加者は、各団体のトラックの中にあるトイレを使用することができました。
このトラック内は暗く狭いので、ドラッグの取引っぽいことをしてたのを友達が見たとか。
ピポカ用には、ストリートに簡易トイレが設置されていましたが、ところどころにしかないので、我慢できなくなった男性がストリートの端っこで立ちシ○ンしていることもしばしばありました。不衛生…。
カマロッチ(camarote)
カマロッチもブロッコと同様に、参加したい団体を選びお金を払ってその団体のシャツを着て参加します。
メイクのサービスもあって、してもらえましたー!テンション上がるー!
ブロッコよりも安全性が高いVIP
カマロッチのスペースからは、ブロッコの様子が見られます。
ブロッコのトラックの上は歌手やミュージシャンのパフォーマンスのスペースのなっているのです。
有名な歌手が歌っているのもよく見えました!
↓これは、イベッチ・サンガーロ(Ivete Sanglo)。
ピポカも見下ろせてしまう…。
カマロッチをブロッコやピポカから見上げると、こうなります。↓
まるでクラブ
ブロッコはピポカと隣り合わせでしたが、カマロッチのスペースは本当に参加者だけ。
セキュリティーもいるし、メイクもしてもらえるしお酒も飲み放題。
高いお金を払って参加した価値がありました!
カマロッチ内はクラブのような暗さと音楽で、クラブに足繁く通っていた私には楽しすぎました…。楽しすぎて写真はブレッブレで、翌日データフォルダを見ると知らない人との写真が。ああ〜楽しかった!!何度でも行きたい!!